コンクリート崩壊 危機にどう備えるか #読了

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早速、読んだ本のアウトプットをしていきたいと思います。続くかな…?

以前購入し、Koboライブラリで積ん読になっていた本ですが、通勤の往復時間(+α)で、Kobo Glo HDと iPhone6を使って読み切りました。

インフラ老朽化事故を防ぐ

2013年7月末頃の本で、笹子トンネル天井板崩落事故以降、道路構造物の定期点検が法令化されるまでの間に書かれています。なので、途中「構造物の点検が法定化されていないのが不思議」といった文がありますが、平成26年(2014年)6月に省令により橋梁・トンネルなど大型構造物の定期点検は法定化されています。

現代社会における橋梁・ダム・下水といったインフラの重要性(=コンクリートの必要性)、コンクリートや鉄筋の材料、劣化、寿命などを中心に書かれており、土木工学科の学生向けの教科書のようにも使えるし、専門でないがインフラ老朽化に興味を持った人にも読みやすい内容となっています。

振り返れば当然ですが、前政権の「コンクリートから人へ」のスローガンや、事業仕分けによるインフラ維持管理費の削減なども問題視しています。(名指しはしていませんでしたが、著者は事業仕分けをしたタレント議員のことがお嫌いのようです)

今後は点検診断技術、予防保全(ex.東海道新幹線の大規模改修の前倒し)、技術の継承、人材の育成、そのための資格制度などが重要であると締めくくられています。

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